セルフでインナーコンクを開けました!
セルフでインナーコンクを開けた結果、なかなかいい感じに仕上がってとてもかわいいのでブログに記事を起こすことにしました。
お友達からはよくやったねえ、、って引き気味に言われたけど、個人的に仕上がりは1200000%大満足もうハピジャム。
開けた直後の仕上がりはこんな感じ

大満足の位置に開きました。本当に上手だった私。
ちょっと赤くなってるけど、開けたから赤いというよりは、耳をいっぱい触ったから赤くなった気がする。
というわけで本記事ではインナーコンクの場所や開け方、インナーコンクを開けるときの痛み、インナーコンクを開けた後の痛みについてご紹介しようと思います。
セルフでインナーコンクを開けるのに準備したもの
ニードルでインナーコンクをピアッシングする時に準備したものリストです。
楽天とマツキヨで全部揃えました!
- 14Gのニードル
- 14Gでシャフトが8mmのストレートバーベル
(ヘッドを三角のモチーフとカスタマイズしたけどキャッチは普通に4mmのボール) - ゲンタシン軟膏0.1% (抗生物質入りの軟膏。ヴァセリンとかオロナインでもまあ大丈夫)
- マキロン(消毒液)
- アイライナー(油性ペンでもおk)
- ティッシュ
- (消しゴムは準備し忘れたけどなんとかなった)
ニードルは市販されてないので、楽天で買いました。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてね。
セルフでインナーコンクの開け方
- STEP1:消毒①
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小さい器に消毒液を入れて耳に直接触れる道具たちを浸けて消毒する
- STEP2:消毒②
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手と耳を石鹸で入念に洗ってマキロンで消毒する
- STEP3:インナーコンクピアッシングのためのマーキングをする
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アイライナー(油性ペンでもおk)で開けたい位置をマーキング
- STEP4:ニードルに軟膏を塗る
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ニードルに抗生物質入り軟膏を塗る!→ニードルの滑りを良くする&出血しづらくするため。
- STEP5:いざピアッシング
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ピアスの位置と角度を注意深く確認してニードルをなるべく一定の速度で刺す!
耳の後ろに消しゴムを当てると耳が安定するし指に刺さる危険もなくなるのでおすすめ
- STEP6:ニードルを押し込む
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貫通したらニードルのお尻ギリギリまで引き続き押し込む!
こんな感じになるまで。接続させるので、ギリギリがポイントです。 -
- STEP7:ファーストピアスを接続する【最難関】
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ピアスをニードルのお尻に当てて、ピアスとニードルが一直線になるようにする。
一定の速さでニードルを押し出すようにピアスを押し込む。
ピアスを穴に挿しきってキャッチをつける。
インナーコンクへファーストピアスを接続することが本当に難しいしハラハラするので、インサーションテーパーがあると便利です。
インサーションテーパーはニードルとファーストピアスの接続をサポートしてくれる器具だから、持っておくだけで割と安心できます。
ちょっと高いのでお財布と相談!必ずニードルと同一のゲージのものを用意してね。
インナーコンクの疑問と豆知識
ここからは、私がインナーコンクをセルフで開けようと決意したときに調べてもわかりにくかったことを紹介します。
あくまでも私が調べた上で得た情報なので、専門分野の方からすれば間違っている情報かもしれないけれど、私はこの方法に従ってインナーコンクをピアッシングしたよって情報を載せておきます。
インナーコンクはニードル?ピアッサー?どっちで開けるべきか
セルフでインナーコンクを開けるなら、絶対にニードルを用意した方がいいです。
確かにピアッサーの方が手軽だし、自分の技術も必要ないから安心できる気がするけれど、ピアッサーの針はニードルほど尖っていないから、軟骨ピアスには向いていません。
軟骨用のピアッサーが時々売っているけれど、あれは本当におすすめしません。
ピアッサーってそもそも、皮膚を押しつぶすように、半ば勢いでピアッシングする機械なので、ピアッシングしたあとのピアスホールの安定までに時間がかかったり、傷口がぐちゃぐちゃになってしまったりする。
ニードル怖がる人も多いけど、私はニードルの良さを知ってからむしろピアッサーの方が怖い。
セルフでインナーコンクする時の痛みレベルを比較
インナーコンクは軟骨分厚いしアホほど痛いよって聞いてたので、事前に鎮痛剤を飲んでチャレンジしました。
そのおかげか、ピアスホール開ける瞬間の痛みが予想の10分の1くらいでした。(痛くなさすぎて拍子抜けした)
今までの私のピアスの経験は、
- ロブ5個(2箇所ピアッサー、3箇所ニードル)
- ヘリックス1個(ピアッサー)
- そして今回のインナーコンク(ニードル)
このくらいピアス開けたよ〜〜〜って担保した上で、ニードルとピアッサーの痛みレベルを部位ごとに比較します。
ロブ(ニードル) <インナーコンク(ニードル)≦ロブ(ピアッサー)<<<トラガス<<<<<ヘリックス(ピアッサー)
ロブ(ニードル) <ロブ(ピアッサー)<<<<<ヘリックス(ピアッサー)<インナーコンク(ニードル)
要するに、開ける瞬間より開けた後数日間が痛い!
軟骨のピアッシングは後日じわじわ痛くなるから、すこしでも抵抗のある方はピアススタジオとか皮膚科に行って施術してもらうべきだと思います。
セルフでインナーコンク開ける際に気をつけるべきこと
インナーコンクのファーストピアスのシャフト(内径)について
今回は8mmのピアスを使ったけど、10mmの方がいいと思った。
私の軟骨は薄めだけど8mmでギリギリだったしあとちょっと腫れてたらアウトだった。
ファーストピアスのシャフトは余裕ありすぎても引っ掛けたりして危ないけど、余裕がないとホールに負担かかって肉芽待った無しなので少し余裕がある長さにしましょう。
とくにインナーコンクなど軟骨ピアスのファーストピアスは長い方がいいよ!
セルフでインナーコンクを利き手じゃない方の耳に開ける場合
右利きの私は今までずっと右耳に開けてたので今まで何の疑問もなく普通に刺して普通に接続して終わり〜〜楽勝〜〜って感じだった。
けど今回初めて左耳に開けてもうやりづらさが全然違って超焦った!
- まず角度が全然見えない!
- けど私の家には三面鏡がない!
- 開ける寸前にやべえ三面鏡準備しなきゃ!
- と思ったけど今は夜中の4時!
ってかんじ。
とりあえず運良くまっすぐに開けられたけど、接続するときにニードルの角度が見えないから付けられない。本当に難しかった・・・
私は家で寝てた彼氏を起こして超無理を言って角度を見てもらいながら接続頑張りました。自信がない方は彼氏かインサーションテーパーを用意しましょう。
セルフでインナーコンク開けるならニードルとピアスのゲージを合わせる
ニードルより少し細めのゲージのピアスを使うとすごく楽!・・・だけど基本的にはニードルとピアスは同じゲージを使うことをお勧めします。
- ニードルより細いピアスを刺すとホールとピアスの間に隙間ができるから結構出血する&雑菌が入りやすくなる
- 特に軟骨は可愛いピアスは14Gが多いからそれより太い12Gで開けるってなると、、
14G=1.6mm
12G=2.0mm
直径2ミリのニードルって結構太い!思った以上に太い!まじビビる!!ってなる。
やっぱりニードルとピアスのゲージは揃えましょう。
でも接続がちょっと難しいので開ける前にちゃんとシミュレーションして落ち着いてやろう。
何より接続に自信がない人はインサーションテーパーを使おう!!
めちゃくちゃ接続やりやすくなる!
インナーコンクピアスにおいて議論されること
インナーコンクは病院で開けるべき?セルフがいい?ピアススタジオがいい?
最初に開けた時は病院で開けたけど、お医者さんが開けてくれるのかと思ったら看護婦さんに開けられたw
あと予約を取るのに苦労した
しかも日本ではニードルじゃなくてピアッサーやピアスガンを使って開ける病院が多いのでそんなに病院で開ける意味ってあるのかな?と思う
でも病院で開けると位置とかを相談しながらできるし、その後のケアも教えてくれる
最初のピアッシングで開ける位置とかケアの方法とか何もわかりませんって人は病院で開けるのがオススメ
セルフで開けるメリットは自分で納得のいく場所に開けられること(良くも悪くも全て自己責任)
開けよう!って思った瞬間に開けられること(予約したりする必要がない)
何より一番安く済むこと
良くも悪くも自己責任なのである程度自信があったり、失敗してもやり直せばいいっしょ!ってスタンスの人は全然セルフでもいいと思う
ピアススタジオで開けるメリットは技術がずば抜けて高いこと
どんな難しい場所でもまじで一瞬で超綺麗に開けてくれる
軟骨でもインダストリアル・スナッグ、あとはボディピアスを開けるなら絶対的に信頼できるピアススタジオがダンドツでオススメ
デメリットはピアススタジオがある場所は限られてることとちょっと費用が高いこと
(あとはピアス&タトゥースタジオってところも多いので刺青だらけの怖そうなお兄さんが多いこと)
ピアススタジオにいる人は大体ごっついタトゥー入ってる(偏見)
インナーコンクは耳は冷やしてから開けるべき?
開ける瞬間の痛みを軽減するために耳を保冷剤とかで冷やしてから開けた方がいいって聞いたことある人も多いと思うんだけど
耳は冷やさない方がいい
実はピアッシングで痛いのって開ける瞬間よりも開ける後
耳をキンキンに冷やして麻痺させて開けた瞬間は痛くなくても、どんどん感覚が戻ってきてズキズキ痛くなってくるから意味がない
冷やして開けると何もせずに開けた時以上の痛みが後々襲ってくるからまじで冷やさない方がいいよ
軟膏をニードルに塗る方法について
ニードルでピアスを開けるときにどうやってニードルに軟膏を塗るかについて
手に軟膏をとってニードルの外側に塗る方法とニードル自体を軟膏のチューブに挿し入れてニードルに軟膏をつける方法がある
私は後者のやり方のほうがいいと思っている
なぜかというと、ニードルの中まで軟膏を詰められるから
ニードルの中まで軟膏を詰めた方が血が出にくい(気がする)
あと、手に軟膏をとってニードルに塗った方が軟膏のつき方にムラが出るし軟膏を無駄に使う量も多くなる、何よりニードルってめっちゃ鋭いから手を傷つけやすくて危ない
ニードルを軟膏のチューブに直接刺すのは不衛生だっていう人も多いけど
ニードルって滅菌パックに入ってるから関係なくね?むしろ手で塗った方が不衛生じゃね?と思っている
(賛否両論あるからあくまでも私個人の意見)
最後に
日本人でインナーコンク開けたレビューみたいなのを出してる人ってあんまいないなーってなって
Youtubeやinstagramで”innner conch piercing”って調べて色々見て勉強して開けたわけだけど
せっかく開けたしなんやかんやうまくいったしと思って自分なりに書いてみました
ピアッシングについて色々書いてきたけど、結局一番大事なのはちゃんとそのホールを安定させること!
ちゃんと毎日ケアしてちゃんと面倒見ましょう
左耳にたまごっちを飼っている気分で可愛い可愛いたまごっちが死なないように頑張ります
またね〜〜